Takuoさんのオープニング。会場に使わせていただいたGoogle for Startups Campusは、Googleの社長のSundar Pichaiが来日してお披露目した場所でもあります。「キミたちが座ってるそこにSundarが座ってたんだよ!」な一枚 :)
私からは、東北TECH道場10年を振り返り、大事だと思うことを3つだけお話させていただきました。
1つ目は、東北TECH道場の原点についてです。10年前、なぜ東北TECH道場を作ったのかというと、2011年に東日本大震災が起き、瓦礫だらけの土地に立った時に農業、漁業、工業が壊滅的にやられている中出会った子供たちの未来のためにテクノロジーを学ぶ機会を提供することが大事だと感じたからです。10年間も優秀で忙しい講師の皆さんが東北に足を運び(コロナ後はオンラインで)ボランティアで教え続けてくださっている理由は、自分たちが東北の未来を作る活動の一端を担っていると自負してくださっているからにほかなりません。この原点は忘れてはいけないと思っています。
2つ目は、東北TECH道場がなぜ「道場」なのかについてです。私がGoogleでdeveloper relationsの仕事をやっていた頃、「Googleプログラミング学校を作ってください」という話はしょっちゅう頂いていたのですが、東北TECH道場はあえて「道場」という形を取りました。黙って口をあけていれば誰かが教えに来てくれる場ではなく、自らが学び取る、お互いに教え合う場にしたいと考えていました。10年間の道場の様々な写真からもそれが伝わってくるかと思います。
3つ目は感謝の言葉。東北TECH道場は、誰か一人が頑張ってもどうにもならないプロジェクトです。日の出・とみぎ・まーすー・Takuoさん・高橋さん・出張さんをはじめ運営に関わってくださった皆さん、各地の道場主・道場生の皆さん、講師の皆さんの努力の賜物です。特に、東北TECH道場の母ともいうべきyukoさんとtomomim、ありがとうございます!
これからもみんなで楽しくやっていきましょう♪
続いて石巻・山形・郡山・青森・盛岡の道場主の皆さんから各道場の活動報告。
そして道場生の皆さんによる、アプリのプレゼン。
ARアプリ、賞味期限をカレンダー形式で教えてくれるアプリ、タスク管理アプリ、東北TECH道場のホームページリメイク、英語学習アプリ、todoを終わらせるとみんながご褒美メッセージで褒めてくれるアプリ、読書を楽しくするアプリ、と盛りだくさん!
懇親会。
最後に、Googleのオフィスツアー!「こんなところで働いてみたーい!」と道場生たちもワクワクしてました。
オフィスツアーの写真は非公開なのですが、OKなものだけ:
Googleがオリンピック2020のスポンサーだったのでトーチリレーのトーチが飾られており、誰でも撮影OKになっていたのでパチリ。オフィスから見える素晴らしい外の風景、東京タワーとスカイツリーが見えるのをパチリ。
ここだけ個別に許可を頂いたGoogle日本語入力のショーケースをパチリ。なんとGoogle日本語入力を担当しているエンジニアの椎野さん自らここの説明をしてくださいました。豪華!
盛りだくさんで楽しい一日でした。そして、10年一昔を感じる一日でもありました。10年前、まだプログラミング初心者の道場生だったフィッシュが卒業して就職して某大手IT企業の次世代プロジェクトを担当するようになっていたり。釜石で道場主をやってくださっていたさやかさんが起業してお子さんも産まれ、大きくなった娘さんを東京まで連れてきて参加してくださったり。
今道場生として学んでいる子達は10年後どうなってるのかな。今から楽しみです!